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全身に広がる原因不明の不定愁訴から開放される日を楽しみに通っています

  • (MRT恵比寿 37歳 男性 Y.H.)
  • 掲載日:2010.06.25

◆原因不明の慢性的な不定愁訴に不安な日々を過ごす

 私は二五歳のときにひどいギックリ腰をしました。営業の仕事をしていたので、車での移動や座りっぱなしのことが多く、結局そのギックリ腰はスッキリ治ることなく、鈍い腰痛が続くようになりました。でもそのときは「大したことないだろう」というくらいにしか思っていませんでした。その後も数回にわたってギックリ腰をしましたが、何とか日常生活を送れましたので、ごまかしながら過ごしていました。更に仕事のストレスもかなりあり、胃の調子も悪く、神経性のものだから仕方がないと諦めていました。

 そして三二歳のとき、風邪をひいたのを切っ掛けに、身体全体の言いようのないだるさ、脚部のほてりと筋力の低下、不安定な微熱が続き、いろいろな病院を巡ったのですが、どこで調べても、「異常なし、原因不明」と言われるだけで、不快な状態は改善することなく、逆に原因不明と言われたことで余計に不安感が大きくなっていきました。診断も付けようがないので「慢性疲労症候群」とか「仮面うつ病」とも言われましたが、医者も首をひねるばかりで、結局、はっきりとした効果の上がる治療はありませんでした。「とりあえずこれを飲んで様子を見ましょう」と適当に処方された心療内科の薬を飲み、症状をごまかしながら、身体を引きずるような日々が続きました。処方を替えながら次々と出される薬の副作用でますます身体は重く動けなくなり、二年間ほど無理をして続けていた仕事もついに休職せざるを得なくなりました。

 その後は、もう自分で何とかしようと、心理療法や漢方をはじめいろいろな治療法を試しましたが、手応えのなさに落胆する日々を過ごしました。

◆「駄目で元々」と諦めと同時にほのかな期待を抱いてMRTへ

 実は発病して間もない頃、一度本屋で内海先生のご著書を手にしたことがありました。「どうせ眉唾だろう」と思い、そのときはMRTオフィスを訪れることなく、そのままにしていたのですが、なぜか頭の隅にずーっと残っていました。

 そして、発病してから三年が過ぎようとしていた頃、様々な病院、治療を試みたものの、効果が少なく出口が見えない中「もう駄目で元々」と MRTオフィスを訪ねました。

 それまでどこへ行っても期待を裏切られ続けてきましたので、過度な期待を持つのはやめ、仙骨というのであれば、腰痛か足の痛みだけでも少しは良くなれば良いだろうと思っていました。しかし同時に、心のどこかで今まで通ったところとは違う"根本的な治良"という言葉にほのかな期待感を持ちつつというところもありました。

◆着実に良くなるという感覚を得て、自分の身体に自信を感じられるまでに

 最初の治良では大きな変化を感じられず、治良後に乗った『センコツくん』では弱った脚がガクッとなりましたが、帰るときには少し身体が軽くなったような気がして、冬の日差しがちょっと明るく感じられ「あれっ?」と思ったのを覚えています。そして治良二~三回目から明らかな効果を実感し始めました。

 今までも努力して歩いたり運動したりしていたのですが、身体が重くて一〇~二〇分の散歩でもしんどく、身体を引きずるようにしていました。それがたった数回のMRT治良で、足の筋肉の異常が取れた訳ではないのですが、脚が振り子式に自然とリズム良く跳ね上がって前に出る感じで歩いている自分に驚きました。それはもう突然身体の芯のバネが戻ってきたような感じで、歩き回るとぐったりしていた以前と違って、腰の痛み、足の辛さはあっても歩くほど良くなっていくという身体に変わっていきました。

 MRTを受け始めて最初の新月のときに、ひどい頭痛と発熱があり、微熱の状態が一週間続きました。右の足首がひどく痛み、過去の捻挫の逆行かと思いました。そして、発熱の後は、足腰のこわばりが緩み、歩くことが更に楽になり、立ったり座ったりすることもスムーズで、部分的に痛みが出ては消えたり、頭がクラクラして焦点が合わない日がまだあるものの、昔から弱かった胃も少し落ち着いてきました。

 二〇回を過ぎた頃には、急激な大きな変化はなく横ばいという感じでしたが、一ヵ月の長い期間で見ると着実に身体は良くなっていましたので、週に一回の治良を受け続けました。その頃から、少し負荷を掛けて多少ぶり返しても回復が早くなり、大きく落ち込むことはないと、少しずつ自分の身体に自信が持てるようになってきました。ちょうどその頃、関西へ旅行に行ったのですが、長く歩いても平気で、自身の変化を実感できました。

◆自分の感覚に気付く

 自分の身体の変化に目を向けていると、段々身体の感覚が蘇ってくることを感じるようになりました。そして、今までいかに自分の感覚をないがしろにしていたかがわかるようになってきました。例えば、以前は身体に合わないと感じていながらもコーヒーを飲んでいたのですが、本当にスーッと自然に飲むのをやめようと思ったことです。飲んで気持ち悪くなることがわかっていても飲み続けていたのに、今は身体が嫌がることをはっきり感じるので飲まなくなりました。

 その他のことでも様々なことで、自分の感覚に素直に行動できるようになりました。足が辛いので、最初の頃はMRTと併用して指圧に通っていたのですが、気持ち良いのはそのときだけで、逆に後でもっときつくなることを感じ、しばらくやめて様子をみたら、指圧をしないといられないと思っていたのに、実はしなくても過ごせるということを実感できました。また以前は、朝から四三~四四度の熱いお風呂に長時間浸からないと重い身体の粘ったような感じがとれないので、入らずにはいられなかったのですが、今は朝はシャワーでサッと流すだけで動き回れます。近所の銭湯でも一番ぬるいお風呂でちょうどよく、逆に熱いお風呂には入れなくなりました。

◆「まだまだ」から「もう大丈夫」へ

 MRTを始めて一年以上が経過し、治良も約一〇〇回を超えようとしています。まだまだ完全に良くなったという訳ではありません。最近ではアゴが動き始め、一時期落ち込んで集中力を欠く状態が続いていました。

 よく月刊MRTの体験談に数ヵ月で腰痛がすっかり治ったというのがありますが、そういうのを読むと、ふと「自分の場合はどうなのだろう、本当に全部消えてくれるのかな」 と不安を感じたり、自信を失うこともあります。そのようなときは、RTの先生に「治しているのは自分自身の細胞の力ですよ」といつも言われますが、実際のMRT良法のシンプルさと併せ、以前病院の薬で散々苦しんだ自分としては、「自分の身体を信じて良いのだ」と思い起こす度に、この言葉が本当にありがたく感じるのです。実際に波を描きながらも少しずつアゴの不安定感が抜けるごとに、一段レベルが上がってまた活力が戻ってきました。そして、「良くなったけれども、まだまだ」から「もう大丈夫、いけるのでは」という気持ちになってきています。

 腰の痛みも残っていますし、まだまだ完全には回復していません。しかし今までいろいろな治療法を経験してきた自分としては、これ以上のものはないだろうと過去の闘病生活を振り返り、結局、毎週しっかりとMRT治良に通っています。

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