そもそも仙骨とは何か?

What is sacrum?

仙骨は人体の中心にある

仙骨は、体のちょうど真ん中にある骨です。
背骨の下端に位置し、骨盤の中央にあります。仙骨の先にあるのが尾骨(尾てい骨)です。
図を見ていただくとわかるように、仙骨は背骨とつながっている骨ですが、形は背骨と
全く違います。独特の形状をしています。
仙骨は横から見ると、球体を包むような形をしています。
この丸い形が実は非常に重要で、人間が直立歩行できるのは仙骨がこのように球体を包
み込むような形状をしているからなのです。

仙骨

仙骨は人体の中心にある

仙骨

仙骨は、体のちょうど真ん中にある骨です。
背骨の下端に位置し、骨盤の中央にあります。仙骨の先にあるのが尾骨(尾てい骨)です。
図を見ていただくとわかるように、仙骨は背骨とつながっている骨ですが、形は背骨と
全く違います。独特の形状をしています。
仙骨は横から見ると、球体を包むような形をしています。
この丸い形が実は非常に重要で、人間が直立歩行できるのは仙骨がこのように球体を包
み込むような形状をしているからなのです。

仙骨は自由にやわらかく動く骨

仙骨は一枚の硬い骨ではなく、自由にやわらかく動く骨なのです。

人間以外の脊椎動物はテーブルと同じ4本足ですから物理的に安定していますので、立って歩くことは不思議ではありません。

しかし、人間は2本足で立って歩いたり、走ったり、片足で立つこともできます。

これは、人体の中心にある「仙骨」が精妙にやわらかく動いているからなのです。

その原理は、勢いよく回転しているコマが示しています。

高速回転しているコマは、静止しているように見えるほど、心棒の一点で立っています。

しかし回転していないコマを立てることはできません。


人体も同じで中心にある仙骨が精妙にやわらかく動いているからこそ、小さな足の裏二つで立つことができるのです。

からだのおもしろ事典1

仙骨は自由にやわらかく動く骨

からだのおもしろ事典1

仙骨は一枚の硬い骨ではなく、自由にやわらかく動く骨なのです。

人間以外の脊椎動物はテーブルと同じ4本足ですから物理的に安定していますので、立って歩くことは不思議ではありません。

しかし、人間は2本足で立って歩いたり、走ったり、片足で立つこともできます。

これは、人体の中心にある「仙骨」が精妙にやわらかく動いているからなのです。

その原理は、勢いよく回転しているコマが示しています。

高速回転しているコマは、静止しているように見えるほど、心棒の一点で立っています。

しかし回転していないコマを立てることはできません。


人体も同じで中心にある仙骨が精妙にやわらかく動いているからこそ、小さな足の裏二つで立つことができるのです。

仙骨はすべての中心(基点)

扇子には要と呼ばれる部分があります。要の部分を少し広げるだけで、扇子の末端が大きく開きますが、要の部分が動かないと扇子は開きません。
また、要が外れると、扇子を構成している骨がバラバラになって使い物にならなくなります。扇子の要は、文字通り最重要部分と言ってもいいでしょう。
これと同じように、仙骨は体の中で要の役割をしているのです。
実際、人間の身体活動のすべては、最初に仙骨のわずかな動きがあって、それが体の末端の動きとして顕れるのです。
たとえば、歩くときのことをイメージしてみてください。
歩くときは、左右の足を交互に出して前に進みますが、最初に動き出すのは、足ではなく、仙骨なのです。
やってみるとわかりますが、足から先に歩こうとすると、「抜き足、差し足」に似たおかしな動きになります。
実際は、先に仙骨がわずかにねじり出し、それから足が前に出始めます。仙骨が8の字を描くように先に動き出してから、右足、左足が交互に前に出て体全体が行きたい方向へ進みます。
仙骨は初動の骨なのです。

仙骨

仙骨はすべての中心(基点)

仙骨

扇子には要と呼ばれる部分があります。要の部分を少し広げるだけで、扇子の末端が大きく開きますが、要の部分が動かないと扇子は開きません。
また、要が外れると、扇子を構成している骨がバラバラになって使い物にならなくなります。扇子の要は、文字通り最重要部分と言ってもいいでしょう。
これと同じように、仙骨は体の中で要の役割をしているのです。
実際、人間の身体活動のすべては、最初に仙骨のわずかな動きがあって、それが体の末端の動きとして顕れるのです。
たとえば、歩くときのことをイメージしてみてください。
歩くときは、左右の足を交互に出して前に進みますが、最初に動き出すのは、足ではなく、仙骨なのです。
やってみるとわかりますが、足から先に歩こうとすると、「抜き足、差し足」に似たおかしな動きになります。
実際は、先に仙骨がわずかにねじり出し、それから足が前に出始めます。仙骨が8の字を描くように先に動き出してから、右足、左足が交互に前に出て体全体が行きたい方向へ進みます。
仙骨は初動の骨なのです。

仙骨はエネルギーの変換装置

およそ生命といわれるものは、すべて大宇宙から来る生命波を受信して生命活動を行なっています。
その受信を仙骨が行っています。そのため仙骨はパラボラアンテナのような形をしているのです。

生命波は莫大なエネルギーを持っているため、そのまま使うことはできません。
そのため、受信した生命波を肉体で使えるように変換しなければなりませんが、その変換を行っているのは仙骨なのです。
この仕組みは私たちが普段使っている電気と同じです。
発電所から流れてくる電気は何十万ボルトの高い電圧のため、各家庭で使えるように変圧器(トランス)で電圧を下げています。
仙骨は生命波の受信器であると同時に、トランスの役割もしているのです。

仙骨

仙骨はエネルギーの変換装置

仙骨

およそ生命といわれるものは、すべて大宇宙から来る生命波を受信して生命活動を行なっています。
その受信を仙骨が行っています。そのため仙骨はパラボラアンテナのような形をしているのです。

生命波は莫大なエネルギーを持っているため、そのまま使うことはできません。
そのため、受信した生命波を肉体で使えるように変換しなければなりませんが、その変換を行っているのは仙骨なのです。
この仕組みは私たちが普段使っている電気と同じです。
発電所から流れてくる電気は何十万ボルトの高い電圧のため、各家庭で使えるように変圧器(トランス)で電圧を下げています。
仙骨は生命波の受信器であると同時に、トランスの役割もしているのです。

仙骨は全ての起点(筋肉編)

全身を動かす筋肉は全て仙骨を起点としていることをご存じでしょうか。

私たちの身体は、中心である仙骨が先にわずかに動くことによって、繋がる筋肉が動き、末端の手足が動いているのです。

MRTからだのおもしろ事典4

仙骨は全ての起点(筋肉編)

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全身を動かす筋肉は全て仙骨を起点としていることをご存じでしょうか。

私たちの身体は、中心である仙骨が先にわずかに動くことによって、繋がる筋肉が動き、末端の手足が動いているのです。