2024/05/06

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腰痛の真の原因と根本的な改善について

背骨の土台

 現在、若い人の間においても腰痛の方は増えています。

 MRTへ来訪される方の中でも、「今まで全く腰痛になったことがありません」という方はほとんどいらっしゃらないと言っても過言ではないほど、多くの方が腰痛を経験されています。

 一言で「腰痛」と言っても、その症状には様々な種類の名称がつけられています。椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、腰椎分離すべり症、そして最近では脊柱管狭窄症と診断された方の来訪が圧倒的に多くなっています。他にもギックリ腰や、中には「起き上がれないぐらい腰が痛いのに、病院ではどこも悪くないと言われてしまった」とおっしゃる方も少なくありません。


 ところが、現代医学では「腰痛を根本的に治すことは不可能」「腰痛の真の予防法はない」と言われているのです。


 腰痛で病院へ行けば、レントゲンでの診断、痛み止め(飲み薬・坐薬)、ブロック注射、温熱療法、電気治療、牽引などが行われます。

 しかしこれら全ては、今ある症状を取り除く、または痛みを感じさせなくするといった対症療法のみであるため、根本的に改善しないと言われているのです。



●腰痛の原因は?


 腰痛の原因には様々あります。

 重い物を持った、尻もちをついた、ぶつけた、外傷によるもの、運動のし過ぎ、肉体的な疲れ、ぎっくり腰、内臓の不調からくるもの等々、数え上げればきりがありません。

 しかし、これらの切っ掛けとなる要因の、更に根本の原因は仙骨のバイブレーションの低下にあるのです。


 背骨(脊椎)を一番下の土台で支えているのは仙骨です。

 仙骨は、背骨の最下部、骨盤の中央に位置し、人体の中心にあります。つまり、土台である仙骨が変位をすれば、背骨にも歪みを生じ、その歪みが大きくなると、椎間板が潰れれば椎間板ヘルニア、椎間板や靭帯などが歪んで脊柱管を狭くすれば脊柱管狭窄症など、様々な病名が付く状態に繋がるのです。



 ではなぜ仙骨が変位するかというと、冒頭に挙げたように、重い物を運んだり、強くお尻を打ったり、長時間のデスクワークが続いたり、スポーツで身体に負担を掛けたりと、無理を重ねてきた結果、仙骨に大きなゆがみを生じるのです。そして、仙骨だけでバランスが取り切れないものが、他の骨格を歪めてバランスを取ろうと背骨が歪み、腰痛の状態になるということが言えます。


 仙骨が背骨の土台であるということは、建物にたとえることができます。

 例えばここに傾いた家があり、大きく歪んだ柱や屋根を直しても、土台が歪んだままでは、また家が傾いてしまいます。

 それと同じように、背骨の大きくゆがんでいるところだけを治しても、根本的なところ、すなわち背骨の土台である仙骨の歪みが調整されなければ、いかに良いと言われる治療や施術を受けて一時的に症状がなくなったように見えても、根本的には改善しないのです。



●腰痛・肩凝りは大病の前兆…?


 「腰痛、肩凝り程度ならば大丈夫だろう」と侮ってはいけません。MRTには、癌やリウマチなど、難病の方も数多く訪れていますが、その方に共通するのは、大きな病気になる前に、必ず腰痛や肩凝り、身体のだるさなどの症状があることです。

 なぜならば、腰痛や肩凝りは一つの警告信号でもあり、何か生活パターンや自分自身の人生の方向性など見直さなければいけないことがあるということです。それらを見直さず、そのままの生活を続ける、あるいは今まで以上に無理を続ければ、更に大きな病気、症状を作ることになるのです。


 ですから、腰痛、肩凝りを感じたときには、毎日の歩行と定期的なMRTの仙骨治良(治療)で仙骨のバイブレーションを取り戻していくと同時に、自分自身の人生を見直して、元気だったときの状態(精神状態、生き方まで含めて)を取り戻していくことが重要なのです。



●腰痛改善のための注意点とアドバイス


 実際に腰痛になってしまったときのための注意点と、腰痛改善のためのアドバイスをいくつかご紹介致します。


コルセットについて

 コルセットをしていると、一見安定して良いように感じます。しかし、腰は仙骨の上に腰椎が5つ乗った構造になっており、それを脊柱起立筋で支えているのです。それをコルセットで支えてしまえば、元々、支えてくれていた脊柱起立筋を使わなくなってしまいますので、筋肉がどんどん衰えて更に骨格が歪んでいくことになります。

 続けているうちに身体の機能がどんどん衰えてしまいますので、コルセットがなくても歩ける状態であれば、コルセットを手放して少しずつでも歩き、身体を支える筋肉を取り戻すようにしましょう。


熱を加えて温めず、保温を

 特に女性の方にとっては、腰を冷やすことは生理痛、腰痛、冷え性などあらゆる病気の切っ掛けとなりますので禁物です。冬はもちろん、夏場でもクーラーで冷えた電車やオフィスで腰を冷やさないように保温することは重要です。

 しかし、誤解されやすいことなのですが、保温は大切なのですが、腰の加熱はしてはいけないのです。腰の部分(特に仙骨の部分)をカイロや加温型の治療器具などで温めてしまうと、せっかくMRTの治良(治療)で整えた人間の生体磁場が弱まってしまうのです。

 人間は、生体磁場を持っており、磁力は熱に弱い性質があります。特に仙骨の部分を温めると骨の磁場が乱れ、そのときは気持ちいいように感じるかも知れませんが、後になるともっと身体の修復するエネルギーが低下してしまうのです。

 例えば、ぎっくり腰の方が、MRTの治良(治療)によって痛みが消えたのに、その後、家に帰ってから使い捨てカイロなどを当てて腰を温めたら、再び痛みが戻ってしまったという方がいらっしゃるほどです。


普段の姿勢や動作について

 痛みが出る姿勢や動作は、身体からの警告ですので、しないようにしましょう。無理をして背筋を伸ばすような、いわゆる「良い姿勢」をしないことも大切です。また当然のことですが、重い物を持ったり、身体に負担を掛けることは控えましょう。

 それ以外には、仕事で使用しているイスの高さや形状が身体に合っていない場合や、靴がすり減っていたり、自分の足に合っていないという場合もあります。

 更には、寝具が自分に合っていない場合もあります。日頃お使いの寝具が自分に合っているか見直してみましょう。


定期的な仙骨治良と歩行

 腰痛の場合、病院では「安静にしましょう」と言われることも少なくないようです。しかし、ただ休んでじっとしていても、仙骨の動きは更に低下してしまいます。

 急性の腰痛で立ち上がることもできないという状態のときは別として、日常で、自分でできる仙骨調整は「歩くこと」なのです

 痛みが出ないスピードと歩幅で歩いてみましょう。何キロ歩いたかが重要ではなく、何回、足を動かして仙骨に刺激を与えることができたかが目安となります。痛みを我慢しながら早いペースで歩くことや大股で歩くことは、逆に負担を掛けてしまうことになります。




 腰痛のなかった頃の仙骨の動きを取り戻していくためには、MRTの定期的な仙骨治良がお勧めです


 MRT仙骨瞬間無痛良法(療法)では、瞬間無痛の仙骨調整をすることにより、腰痛をはじめ、数多くの病気症状が改善されているという事実があります。

 病院で治らず、カイロ、整体、指圧、マッサージなど、様々な治療法を渡り歩き、どこへ行っても治らなかった腰痛が消えてしまったという方がMRTには数多くいらっしゃいます。


 更に詳しくは、各MRTオフィスへお気軽にお尋ねください。