2024/06/26

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急性の腰痛(ギックリ腰・脊椎圧迫骨折etc.)こそ仙骨が重要

腰痛

腰の痛みの本当の意味とは①

 

昨今、「腰痛」と言っても、その一言で済まされないぐらいに、非常に様々な診断名を耳にするようになりました。

今や腰痛になったことのない人を探すのは難しいというぐらいに、多くの方が悩まれている症状ではないでしょうか。

 

「腰痛」には様々なタイプがありますが、大きく分けて急性の腰痛慢性的な腰痛の、2つのタイプがあります。

 

今回はこの2つのうち「急性の腰痛」について、腰が痛くなる本当の意味と、その改善について解説致します。


 

●急性の腰痛


くしゃみをしたときやティッシュを取ろうとしたときなど、ふとした動作の瞬間に急激な痛みが走り、動けなくなってしまった…」

あるいは「重い物をたくさん運んだ後から、少し動いただけでも痛みが走るようになり、動けなくなってしまった…」

上記のような経験をされたことのある方も多いのではないでしょうか。

これらはギックリ腰などに代表される急性の腰痛の状態です。

しかし、つらいギックリ腰を改善したいとMRTへいらっしゃった方々にお話をお聞きすると、実際にはそのもっと前から軽い腰痛があったという方がほとんどなのです。

つまり、元々腰痛があって、「このぐらい大丈夫、大丈夫」…と、無理を重ねた結果、ちょっとした動作が最後の一押しになってギックリ腰になったということが言えるのです。

 

また、急性の腰痛の一つに、転倒や事故などの強い衝撃によって起きる「脊椎圧迫骨折」があります。

脊椎は、仙骨を土台として立つ人間の中心の柱のようなものですので、本来は、そう簡単に骨折するものではありません。

脊椎の圧迫骨折が起きるということは、相当大きな力が加わったか、骨粗しょう症などで骨がもろくなっていることが考えられます。

日常のちょっと無理をした動作や、くしゃみ、軽い転倒などの小さな衝撃で圧迫骨折となった場合は、カルシウム不足など偏った食生活や運動不足がないかなどの見直しが必要です。



●急性の腰痛の原因は?

 

これら急性の腰痛は、歩行不足、偏った食事、睡眠不足、またオーバーワークによって肉体的な疲れが溜まっている方や精神的なストレスが多い方などにも見られます。


そしてこの切っ掛けとなる要因は、実は、全てが仙骨のバイブレーションの低下にあるのです


本来、元気な人の仙骨は柔軟に動き、様々な肉体的・精神的なストレスに対してバランスを取っています。

しかし、上記に挙げたストレスが大きくなりすぎたり、歩行不足によって仙骨のバイブレーションが低下してしまうと、仙骨だけでバランスを取りきれなくなり、その結果、腰痛が現れてバランスを取ろうとします。

つまり、それ以上人体に負担が掛からないように痛みによってブレーキを掛け、その間に修復を進めようとする状態が「腰痛」であると言えるのです。



●痛みは急ブレーキと同じ

 

急性の痛みは、車で言えば急ブレーキが掛かっているのと同じ状態です

痛みによって体が自由に動けない状態になることからも、今までの生活の仕方、考え方、行動などを見直し、大きく方向転換をしなければならない時期に来ているということであり、それに気付くために、体が動かない状態を作っているとも言えるのです。

 

ギックリ腰になってしまった方が、知人の方に支えられてやっとの思いでMRTへ来訪されることがありますが、たった一回の仙骨治良でスッと楽になって、帰りは自分で歩けるようになるということはMRTのオフィスではよく目にする光景です。


また圧迫骨折の場合は、仰向けに寝られない場合がありますので、そのような場合には座ったままでも仙骨治良を受けられる方法があります(詳しくはMRTオフィスに直接お尋ねください)。

圧迫骨折でつぶれてしまった骨が完全に元の形に復元することは難しい場合もありますが、また、現在、脊椎の圧迫骨折になっていなくても、これからならないために、あるいは、今後、万が一、身内の方やご自分がなってしまう場合もあり得ますので、このようなことを知っておくことは大切であると言えるでしょう。

 

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