2024/06/26

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そもそも「痛み」とは? 痛みについての理解

痛み

そもそも「痛みとは?」

 痛みについての理解

 

腰痛、膝痛など、「身体の痛みから楽になりたい」と思われている方は多いと思います。

確かに痛いのは誰でも嫌なものですが、その痛みの本質について理解しておくことは、本来の自由自在な自分を取り戻すのに、とても重要なことであると言えます。

そこで、今回は身体にとって大事な働きである「痛み」について、解説致します。


 

●「痛み」は自分自身に目を向けるサイン

 

現代医学の考え方は、病気、症状という悪者が人間の身体を蝕み、それを退治するために何らかの処置を取るというものです。

数ある症状の中で、一番多くの方が困って何とかしようと思う状態が「痛み」だと思います。

では、この痛みは、本当に悪者なのでしょうか?

 

例えば、膝が痛み出したとします。このとき、私たちが痛みを感じて自然に取る行動は…

・膝をかばうために、階段や坂道などは避ける。長時間の歩行なども避ける。

・跳んだり、走ったりしない。(できないと言ったほうが正確かもしれませんが…)

・重い物を持たない。

・正座や膝を曲げるような動作を避ける。

 

以上のようなことが挙げられるでしょう。

共通して言えることは、膝の痛みを通して自分を大切にしているのです。

 

 

このように痛みが出ることで生活が変化し、自分自身に目を向け始め、その原因を見つけ出そうとします。そして、痛みを出した細胞は、かばってもらっている間に、修復作業を進めているのです。

 

痛みとは、そこが非常事態であることを知らせるサインであるのと同時に、全力をあげて細胞が治そうとしている結果の現象である、ということがおわかりいただけることと思います。


   

●「痛み」を取るとどうなるか?

 

ところが、先ほどの膝に痛みが出た場合、自分の身体をかばわず、またそのようになった生活態度を振り返らず、安易に鎮痛剤などで痛みを止めてしまったらどうなるでしょうか?

きっと以前と同じように膝に負担を掛ける動作をしてしまうことでしょう。

しかし、そのとき痛めている膝の細胞はまだ修復作業を終えていませんから、治っていない膝を酷使することになります。このようなことをすれば、当然、膝は更に悪化し、薬が切れたときには、以前よりもっとひどい痛みが襲ってくることになるのです。

身体のメカニズムを見ると、細胞を修復する過程において、「痛み」は絶対に必要なものであることが理解できると思います。

 

今回、例として取り上げましたのは膝の痛みですが、腰痛やその他の部分の痛みについても同じことが言えます。

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詳しくは、ぜひお近くのMRTオフィスにお気軽にお問い合わせください。



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